これまでにも、日本には素晴らしいスポーツ選手が数多く存在しました。けれども、長嶋茂雄さんはその中でも特別な存在でした。
彼は「スター」を超えた、まさに“スーパースター”でした。
「スター」とは、期待に応えてくれる存在。
「スーパースター」とは、期待以上のことを成し遂げ、見る者の心を震わせる存在。
長嶋さんは、まさにそのスーパースターでした。
プレーする姿には、人々を惹きつけてやまない魅力がありました。
見ているだけで元気になり、希望が湧いてくる。そんな力が彼のプレーには宿っていたのです。
もちろん、いつも打てるわけではありませんでした。
それでも誰もがこう思ったはずです。「長嶋が打てないのなら、仕方がない」と。
悔しさではなく、納得と共感がそこにはありました。
どんなときでも、彼の存在そのものが輝いていたのです。
長嶋茂雄さんのプレーをリアルタイムで見ることができたことを、心から幸せに思います。
たくさんの感動と元気を、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。