しかし、その仕事がつらく感じられるものであれば、「人の役に立っている」という喜びや、自己満足、達成感といった“やりがい”がなければ、日々の労働はただの苦痛になってしまうでしょう。
大学を卒業してから定年まで、およそ40年間働き続けることになります。
そして、その間の一日の大半は仕事に費やされます。だからこそ、「自分の仕事にやりがいを感じられるかどうか」は、人生の豊かさに直結するのです。
今の日本では、自分の希望する職業を自ら選ぶことができます。
お金のためだけに働くのではなく、人生のやりがいや生きがいとして仕事に向き合うことが可能です。
しかし、子どもたちが「今」を本気で生きていなければ、本来選べるはずの職業の選択肢を失ってしまいかねません。
その結果、やりたくない仕事に就き、ただ生活のために働く日々を送ることになってしまうのです。
だからこそ、子どもたちには、将来を豊かに生きるためにも、「今」という時間を大切にし、全力で生きてほしいと願っています。
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